2006/07/08
Broadcast 2.0
404 Blog Not Found:Broadcast 2.0
弾さんによる YouTube 論。YouTube を Broadcast 2.0 と位置付け、インターネット時代の「電波塔」だと看破する。
たしかに、どんなコンテンツでも Video on Demand で世界中に配信する YouTube は、自家製コンテンツを作成する一般ユーザ(marginal)にとって非常に強力な武器だ。しかし、それ以上に既存のコンテンツ・メーカにとって YouTube はさらに強力な武器である。NBC はすでに YouTube と cross-promotional advertising に関する戦略的提携を実現したという。日本の例では、先日紹介した涼宮ハルヒがよい例だろう。TV 番組としてはキー局ですらない一地方局の深夜帯しか確保できなくても、YouTube を使って全世界ネットで放映することで、これだけのブームを巻き起こすことが可能なのだ(もちろん、このためにはコンテンツが素晴しいものであることは大前提だが)。
著作権を振り回して、意味のないイタチごっこを続けているメディアは、遠からず(まぁ、実際にはかなり遠い将来だろうが)淘汰されるに違いない。もちろん、「著作権」を否定しているわけではないのだが、「著作権」の振り回し方がちょっと違うんじゃないの? と思わずにはいられない。
弾さんによる YouTube 論。YouTube を Broadcast 2.0 と位置付け、インターネット時代の「電波塔」だと看破する。
たしかに、どんなコンテンツでも Video on Demand で世界中に配信する YouTube は、自家製コンテンツを作成する一般ユーザ(marginal)にとって非常に強力な武器だ。しかし、それ以上に既存のコンテンツ・メーカにとって YouTube はさらに強力な武器である。NBC はすでに YouTube と cross-promotional advertising に関する戦略的提携を実現したという。日本の例では、先日紹介した涼宮ハルヒがよい例だろう。TV 番組としてはキー局ですらない一地方局の深夜帯しか確保できなくても、YouTube を使って全世界ネットで放映することで、これだけのブームを巻き起こすことが可能なのだ(もちろん、このためにはコンテンツが素晴しいものであることは大前提だが)。
著作権を振り回して、意味のないイタチごっこを続けているメディアは、遠からず(まぁ、実際にはかなり遠い将来だろうが)淘汰されるに違いない。もちろん、「著作権」を否定しているわけではないのだが、「著作権」の振り回し方がちょっと違うんじゃないの? と思わずにはいられない。